装備名・用語集×
フォルクスワーゲンの安全への取り組み、最新技術のご紹介のほか、車に関する用語や独自技術に関する用語を解説しております。
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モバイルオンラインサービス “Volkswagen Car-Net” |
新たなデジタルカーライフを提供する、Volkswagenのモバイルオンラインサービスをご紹介しています。 |
イノベーション | DSG、TSI、4MOTIONといった先進技術についてご紹介しています。 |
アクティブセーフティ | 万が一を防ぐ安全技術についてご紹介しています。 |
パッシブセーフティ | 万が一に備える安全技術についてご紹介しています。 |
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カーナビゲーション・オーディオ | Volkswagen純正ナビ・オーディオについてご紹介しています。 |
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テレマティクス機能 “Guide & Inform” | コネクティビティ機能 “App-Connect” | |
0Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Composition Phone” |
テレマティクス機能 “Guide & Inform”
“Discover Pro”をスマートフォンやWi-Fi ルーターなどの通信機器と接続しテザリングを通じて専用サーバーと通信を行うことで、各種情報を任意で入手できます。
ルート案内の精度をさらに高めたり、オンラインによる検索を行うことで豊富な施設を検索したり、ボイス検索をすることで運転時もより安全かつ簡単に充実した内容の検索が可能。また、ニュースや天気予報など目的地の最新情報を入手したり、Gracenote(R)*1情報を、オンラインで最新のものにアップデートすることができます。“Guide & Inform”機能は、新車購入時より3年間無償*2で提供しています。
“Guide & Inform”各種サービス・機能
□オンラインVICS情報 □オンライン施設検索 □オンラインボイス検索 □Google Earth*3 □Google Street View*3 □駐車場(満空情報) □ガソリンスタンド(料金情報) □ニュース □天気予報 □目的地インポート □ビークルヘルスレポート □オンラインGracenote(R)*1
*1:Gracenote(R)およびGracenote®ロゴとロゴタイプは、米国およびその他の国における Gracenote Inc.の登録商標または商標です。
*2:無償期間終了後は、専用ポータルサイトで有償更新可能。通信費は別途、各通信会社との契約に基づき発生、変動します。契約内容によっては別途追加契約が必要となる場合があります。
*3:Google、Android™、Android Auto™は、Google Inc.の商標または登録商標です。
※走行中に使用できるのは一部のアプリケーションとなります。全てのアプリケーションに対応するものではありません。
※モニター画面はイメージです。
コネクティビティ機能 “App-Connect”
インフォテイメントシステムとスマートフォン間の通信を可能とするVolkswagenが提供する新たなコネクティビティ機能です。
“App-Connect”は“MirrorLink™”*1、“Apple CarPlay™”*2、“Android Auto™”*3に対応します。“App-Connect”を利用して、対応するアプリケーションを車載器の画面上で閲覧したり、音声で操作することが可能です。
*1:MirrorLink™はCar Connectivity Consortiumの商標または登録商標です。携帯電話の種類によって対応していない場合があります。
*2:Apple CarPlay™、iPod(R)、iPhone(R)は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhone(R)商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
*3:Google、Android™、Android Auto™は、Google Inc.の商標または登録商標です。
※走行中に使用できるのは一部のアプリケーションとなります。全てのアプリケーションに対応するものではありません。
※詳しくは、モバイルオンラインサービス Volkswagen Car-Netカタログをご参照ください。
※モニター画面はイメージです。
Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Composition Phone”
あなたのスマートフォンが、up!専用のインフォテイメントシステムとつながります。
スマートフォン画面上でナビ機能を使ったり、音楽を楽しんだり、ドライビングをもっと便利に楽しくする機能を手軽に簡単に使いこなすことができます。
Composition Phone本体には5インチカラーディスプレーを搭載。SDカードに保存されたMP3/WMA*1再生*2やAM/FMラジオ、Bluetooth®*3オーディオ/ハンズフリーフォンにも対応しています。*4
*1:著作権保護されているWMA(Windows Media® Audio)形式の音楽ファイルは再生できません。
*2:SDHCメモリーカードなどに記録された音楽ファイルの直接再生が可能です。
*3:GBluetooth®は米国Bluetooth SIG,Inc.の商標または登録商標です。 Bluetooth®は携帯電話の仕様や設定により接続できない場合や、操作方法・表示・動作が異なる場合があります。
*4:走行中に使用できるのは一部のアプリケーションとなります。全てのアプリケーションに対応するものではありません。
※写真は一部実際と異なる場合があります。
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4MOTION(フルタイム4輪駆動)
オンロードでの走行安定性、そしてラフロード走行時のトラクション性能を一段と向上させるフルタイム4WDシステム。路面の状況に応じて、トルク配分をコントロールします。
例えば、発進・加速時には、後輪へのトルク配分を増加。通常走行時は、状況に応じて前輪・後輪のトルクをバランス良く配分。そして減速時には、前輪への比率を高めたトルク配分となるよう制御します。これにより、力強い発進加速性、高速走行での安定性、荒れた路面での優れたトラクション性能を実現。どのような走行状況においても、スムーズで安定した走りを生み出します。
4XMOTION(フルタイム4輪駆動、センターデフロック/リアデフロック付)
デフロックやローレンジを備えたフルタイム4WDシステム。オンロード走行では前後40:60に駆動力が配分。路面状況によっては、センターデフに内蔵された電子制御マルチプレートデフロックが、前後に伝える駆動力を最大100%まで無段階に自動調整。最大で0:100から100:0まで前後にトルク配分を行います。これにより、本格的なオフロード走行においても高い走破性を発揮します。
ACT
ACT(アクティブ・シリンダー・マネジメント)は、エンジンへの負荷がそれほど大きくない場合、4気筒のうち2気筒を休止させて燃費の向上を図るシステムです。
エンジン回転数が1,250rpm~4,000rpm、発生トルクが最大85Nmの範囲内で作動します。これにより燃料消費を大幅に削減。機構はスムーズに作動するのでドライブ中に違和感を感じることもありません。
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ASG
ASG*トランスミッションは、マニュアルギヤボックスをベースにシングルクラッチシステムを採用したシンプルな構造のトランスミッションです。
わずか30kg以下の重量により、クルマ全体の軽量化にも大きく貢献しています。自動変速モードでは、マニュアルトランスミッションと同等の伝達効率に加え、最適なギヤと変速ポイントの選択により優れた燃費性能を実現。マニュアルモードでは小気味よいシフトフィールによるドライブを楽しめます。さらに5速のギヤ比を高めに設定しているため、高速走行時の燃費や静粛性の向上にも貢献します。
*ASG(Automatisiertes Schaltgetriebe)=ドイツ語でオートメーテッド マニュアル トランスミッションの意味。
BlueMotion Technologies
低燃費と低エミッションを徹底追及したモデルとして、「BlueMotion(ブルーモーション)」の名を初めて冠したモデルが、2006年にヨーロッパでデビューしたポロ BlueMotionです。2010年には新型となったポロ BlueMotionが登場し、100キロ走行あたり、わずか3.3リッターの燃料消費(CO2 87g/km)と、世界で最も燃費効率に優れた5シーターカーとなりました。 現在、このBlueMotionシリーズはポロやゴルフをはじめとする各モデルに設定されています。
BlueMotionに共通した特徴は、まずエンジンに高効率なTSIを採用していることです。このエンジンに、高効率なDSGが組み合わされ、更にはエンジンや触媒の改良、ボディの空力特性の改善、転がり抵抗を減らしたタイヤの採用などと相まって、驚異的な低燃費を実現しています。
こうしたエココンシャスなクルマでありながら、日常の使い勝手を一切犠牲にしていないのも、BlueMotionの大きなポイントです。エンジンは低速域から豊かなトルクを発生し、動力性能も十分以上。室内の広さや装備にも差は無く、つまり乗員全員が快適に過ごすことが可能です。つまり、高効率性のために何かを犠牲にする必要は、まったく無いのです。
エコとガマンは必ずしもセットにはならない。それを証明しているのが、このBlueMotionだと言えるでしょう。
CDCエアサスペンション(セルフレべリング、車高調整、ダンパーコントロール機能付)
前後に配された4つの車高センサーが、ボディと車軸間の距離を測定し、常にベストな車高を維持します。オンロードでは車高を低く保ち、空力特性とともに高速での走行安定性を向上。ラフロードでは車高を上げ、悪路での走破性を高めます。
また、コンソール上のスイッチにより、任意に車高を変更することができます。悪路走行時には車高を上げたり、重い荷物の上げ下ろしや乗り降りの際には車高を下げるといったことが可能です。
*CDC=コンティニュアス・ダンピング・コントロール(連続可変ダンパーコントロール)
DSG
DSG*は、オートマチックのような滑らかなギヤチェンジが行える、革新的なトランスミッションです。
通常のオートマチックのようなトルクコンバーターはなく、2組のクラッチが組み込まれたデュアルクラッチシステムを採用しています。オートマチックモードでは、電子制御で的確にギヤチェンジが行われ、マニュアルモードではシフトレバーで思い通りのシフトチェンジが可能。しかも、DSGは通常のオートマチックと比べロスが少なく、他では類をみないほどの高い効率でエンジンパワーを伝達します。さらに、TSI®エンジンをはじめとする画期的なパワーユニットとの組み合わせで、高い動力性能と低燃費(CO2低減)を実現。また、オートマチックと比べて最高で約10%以上の燃料を節約します。
*DSG=Dual Cluch Gear Box
Easy Open&Easy Close
パワーテールゲートと連動した機能で、キーを保持した人間がリヤバンパー下方において足で所定の動作をすると、センサーが反応し、自動でテールゲートが開きます。また、キーを持った人がテールゲートから離れると自動でテールゲートが閉じ、ロックも自動で行います。この機能により、荷物などで両手がふさがっている場合でも、テールゲートに触れることなく開けることが可能。誤操作防止のため、キー保持者が車外のテールゲートの付近にいる場合のみ作動します。
※画像は機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
E-MODE
スイッチひとつで、電気モーターによるE-MODE走行に切り替わります。深夜の住宅街など騒音が気になる場所や、排気ガスを出したくない屋内ガレージへの駐車に便利です。
※バッテリーの充電状態、車速などの条件によりE-MODEにできない場合があります。
FSI
ガソリンを燃焼室に直接高圧噴射する、直噴ガソリンエンジンの理想を求めたフォルクスワーゲン独自のテクノロジーです。
噴射されたガソリンの気化によってシリンダー内の熱が奪われます。その結果、体積効率が高まり、シリンダー内により多くの空気を取り入れることができるのです。さらにこの冷却効果によってノッキングの発生が抑えられるため、高圧縮比による燃焼効率の向上も可能になりました。燃料の噴射量をより効率的にコントロールし、高出力と優れた低燃費、さらに高い環境性能を実現しています。
*FSI=Fuel Stratified Injection
Rear Assist/Optical Parking System
【リアアシスト】
車のリヤに一体化されたカメラにより、車両後方にある障害物を迅速かつ簡単に感知することができます。ディスプレイに表示されるカラーのラインが、進行方向を表示します。緑のラインは車両後方のエリアを、黄色のラインはステアリングホイールの角度に対応した車両の動きを示します。ドライバーは、画面上の赤いラインを駐車スペースの縁に合わせ、ハンドルを切るだけで簡単に駐車できます。
【オプティカルパーキングシステム】
フロント/リヤに装着されたセンサーにより障害物などを感知し、警告音の変化によって車両と障害物の距離をドライバーに通知。それと同時に、車両と障害物との距離・位置関係が解りやすいイラストでディスプレイ上に表示され、駐車時などの低速走行時の操作をサポートします。
Start/Stopシステム
アイドリングストップ技術により無駄な燃料の消費を抑えるシステムです。
信号の多い街中や渋滞時にクルマを停止させた際、ブレーキペダルを踏みつづけると自動的にエンジンが停止。発進の際はブレーキペダルから足を離せばスムーズに再始動*します。また事故防止のため、運転席のシートベルト解除やドアの開閉などを行った場合にはエンジンを再始動させない安全機構が備わっています。
*オートホールド機能が“OFF”の場合。“ON”の時にはアクセルを踏むとエンジンが始動します。
※画像は機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
TSI
燃費を大幅に向上させると同時に、優れたトルク特性によってドライビングプレジャーをも高めたTSIエンジンは、ガソリンエンジンの新たな方向を示唆するエンジンです。
TSIは「FSI」にターボチャージャーやスーパーチャージャーを組み合わせることで、低回転から高回転の全回転域でトルクフルな加速をもたらす画期的なエンジンです。また、同時に低燃費やCO2低減に貢献するダウンサイジングにも成功。今まで相容れない要素としてエンジンの課題とされてきた「高出力」と「低燃費」の問題に対する、フォルクスワーゲンからのひとつの回答です。例えば1.4Lツインチャージャーエンジンでは、1,389ccの小排気量から、最高出力132kW(179PS)、最大トルク250Nmという2.4L自然吸気エンジン並みの性能を発揮。今までのガソリンエンジンの常識を覆すパフォーマンスを実現します。
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アダプティブクルーズコントロール “ACC”(全車速追従機能付)
ACCアダプティブクルーズコントロールは、通常のクルーズコントロールシステムにレーダーセンサーを組み合わせたものです。
コントロールユニットはレーダーセンサーからの信号を分析し、前方車両との距離だけでなく、2台の相対的な速度や、複数車線での横の位置関係を計算します。センサーの感知範囲内に複数の車両が存在する場合、どの車両を追跡すべきかを判断します。前方にスピードの遅い車両がいた場合、あるいは別の車両が割りこんで来た場合、エンジン制御に介入して車両を減速させ、必要に応じて制動も行います。このシステムは、このように前方車両に合わせて車速を調節することにより、あらかじめ設定された車間距離を維持します。これにより、ドライバーの負担を軽減し、快適性を高めます。
※本機能は先行車のゆるやかな減速に対応するものであり、急ブレーキによる減速に対応するものではありません。
※本機能の制御には限界があります。これらのシステムは追突などを自動で回避するものではありません。また、道路状況や天候によっては作動しない場合があります。
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アダプティブシャシーコントロール “DCC”
ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を瞬時にコントロールする先進のサスペンションシステムです。
日常走行に適した「ノーマル」、快適な乗り心地を維持する「コンフォート」、俊敏性を高める「スポーツ」の3種類のモードをスイッチひとつで選択可能。さまざまな走行状況に合わせて連続的に減衰力特性を変化させ、ドライバーの意思に応える自在な走りを提供します。
また、一部車種では「エコ」「ノーマル」「コンフォート」「カスタム」「レース」の5種類からモードを選択できます。「レース」モードではダンパーの減衰力を高めるとともにエンジンレスポンスをよりシャープに、シフトポイントもパワーバンドを維持したアグレッシブな走りを楽しめるよう設定を変更。「エコ」モードではエンジンやエアコンディショナーなどの機能を制御して燃費を抑えるよう図ります。またドライバーがアクセルペダルから足を離すと、エンジンがアイドリング状態となり駆動系から切り離されるコースティング走行へと移行します。
アラウンドビューカメラ “Area View”
運転席からでは視認しにくい周囲の情報を、映像で提供するシステム。フロント・左右サイド・リヤの4台のカメラにより、車両を上空から見下ろしているような合成画像をディスプレイに表示。それぞれのカメラの画像はワンタッチで切り替えられます。車両の周囲を視覚的に把握できるので、狭い路地での確認などに便利です。
※写真はフロントカメラの映像。
アンビエントライト
ドアトリムなどにやわらかな光が点灯し、洗練された空間をより上質に演出します。
また、一部車種ではドアトリム下やフロントミッドレンジスピーカー周りのリングの色をレッド、ブルー、ホワイトと、好みに合わせて変更することができます。
イージーエントリー
運転席のショルダーにあるスイッチを軽く押したり、レバーを操作するだけで、シートを前後に大きくスライドさせることが可能です。ワンタッチで簡単に広い乗降スペースを作り出すことができます。
エレクトロニックパーキングブレーキ
スイッチ操作ひとつで、パーキングブレーキの作動・解除が可能。さらにオートホールド機能をONにすることで、停車時にブレーキペダルから足を離しても、ブレーキが維持されます。発進・停車を繰り返す街中での運転や坂道での発進に便利です。
オートホールド機能(ヒルホルダー機能付)
ブレーキペダルから足を離しても、一定時間の間、ブレーキング状態を保持する機能です。坂道発進時、ブレーキからアクセスへと踏みかえる際に、車両が後退することを防ぐことができます。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
コンフォートスタート機能 “Press & Drive”
エレクトロニックリモコンキーをダッシュボードのスロットに差し込むことで、エンジンが始動。さらにエレクトロニックリモコンキーは、ドアやテールゲートの施錠と解錠をリモコン操作で行えます。
ダイナミックコーナリングライト/スタティックコーナリングライト
【ダイナミックコーナリングライト】
ロービームを点灯し車速10km/h以上でカーブを走行する際、ステアリング操作に連動してヘッドライト照射角を進行方向へと向け、適切に照らし出します。
【スタティックコーナリングライト】
車速40km/h以下の場合、スタティックコーナリングライトが自動点灯。交差点などで歩行者の確認がしやすく、歩行者側に注意を促すこともできます。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
スマートエントリー&スタートシステム “Keyless Access”
キーを操作することなくドアロックの作動・解除やエンジンの始動・停止が可能なシステム。ポケットや鞄の中のキーを感知し、ドアハンドルに手をかけるとドアのロックが解除。コンソールのスタートボタンを押すだけで、エンジンの始動・停止ができます。
※電波により植え込み型ペースメーカーなどの医療用電子機器に影響を及ぼす恐れがあります。
駐車支援システム “Park Assist”
駐車支援システム“Park Assist”は、縦列駐車・車庫入れの後退駐車時に、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動で行い、駐車をサポートするシステムです。
さらに、縦列駐車からの発進の際も、同様に車両が自動でステアリング操作を行い、発進をサポートします。ドライバーは、システムのガイドに従い、アクセル、ブレーキ、シフト操作を行います。また、縦列駐車からの発進の際も、同様に車両がステアリング操作を自動で行い、スムーズな発進をサポートします。
※ 車両が全ての操作を自動で行うシステムではありません。低い縁石や輪止め、超音波を反射しないものなど、センサーで検知できないものもありますので、必ずドライバーが十分な安全確認を行い、必要に応じて駐車プロセスを中断してください。また、フェンス、支柱、樹木、周囲の車両の開いたテールゲート等は、センサーに検知されない場合があります。
チルト&テレスコピックステアリング
ステアリングホイール(ハンドル)の高さ(角度)調節機構をチルト、前後位置調整機構をテレスコピックといいます。ロックを外し、ステアリングホイールを上下前後に動かして適切なドライビングポジションとなるよう調節します。
電子制御式ディファレンシャルロック “XDS”
高速コーナリング時に駆動輪内側のグリップ不足を検知すると、クルマが瞬間的にブレーキをかけて内輪の空転を抑制。トラクションを回復させてアンダーステアを軽減します。これにより、ニュートラルで正確なハンドリングと安定したコーナリングを実現しています。
ドライビングプロファイル機能
通常の「ノーマル」に加え、「エコ」「スポーツ」「インディビジュアル」の各モードからシーンに合わせた選択が可能。エンジンやシフトのプログラムをはじめ様々な機能の設定を最適化させることで、お好みのドライビングスタイルが得られます。
ヒルディセントアシスト
急勾配の坂道を下る場合に、ブレーキを自動制御。ドライバーがブレーキ操作を行わなくても、一定の速度を維持したまま走行することができ、安全に坂道を下ることができます。
ブレーキエネルギー回生システム
車両の運動エネルギーを効率的に利用し、燃費の向上につなげるシステム。走行中、ドライバーがアクセルペダルから足を離したり、ブレーキを掛けた際に発生する減速エネルギーをバッテリーに充電。逆に加速時は充電のためのエンジンの負荷を低減し、無駄な燃料消費を抑えます。
※掲載のイラストは、機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
プログレッシブステアリング
従来のステアリングシステムが一定のギヤ比で操舵されるのに対し、プログレッシブステアリングでは累進的なギヤ比を採用。低速走行や駐車時には少ない操作で快適な取り回しを実現しながら、カーブが連続するワインディングではスポーティな走りを楽しめるなど、シーンごとに最適なハンドリング特性が得られます。
マルチファンクションインジケーター
メーター内のディスプレイに時刻、瞬間/平均燃費、走行距離、平均速度、運転時間、外気温度などを表示します。最小限の視線移動でドライビングに役立つ情報を確認できます。
レーンキープアシストシステム “Lane Assist”
フロントガラス上部に設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリング。ドライバーの意図しない車線の逸脱を検知するとステアリングの振動などでドライバーに注意を促すとともに自動でステアリングの補正を行います。その際、マルチファンクションインジケーターには走行車線マーキングを表示し、ドライバーのステアリング操作をサポートします。
ステアリングの補正はドライバーのステアリング操作で解除することができます。
※レーンキープアシストシステムは65km/h以上で作動します。ただし、車線を認識できない場合などは作動しません。
※レーンキープアシストシステムの制御には限界があります。このシステムは事故などを自動で回避するものではありません。道路状況や天候によっては作動しない場合があります。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
レーンチェンジアシストシステム “Side Assit Plus”
後方からの接近車両を検知してドライバーに注意を促す“Side Assist”に、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”を統合させた最先端の安全装備、それがレーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”です。30km/h以上での走行時、後方から接近する他車の存在に気づかず車線変更を試みると、ドアミラーの専用インジケーターが点滅するとともにステアリングホイールの振動や音でドライバーに警告。同時にステアリングを補正して軌道を修正し、他車との接触を回避します。
※画像は機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”
“Traffic Assist”はドライバーがあらかじめ設定した間隔を先行車との間で保ち、走行レーンを維持するようサポートすることができます。この機能をオンにすると交通渋滞時やストップ&ゴーの多い状況において、システムは自動的にアクセル、ブレーキおよびステアリングを制御し、渋滞時や長距離移動におけるドライバーの疲労やストレスを和らげます。
※起動速度:30km/h以上 作動速度:0~60km/h
※作動条件:ドライバーの両手がステアリングを握っていてハンドル操作に関与していること
※画像は機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
デジタルメータークラスター“Active Info Display”
従来のアナログ型に代わるTFT12.3インチ大型ディスプレイによるフルデジタルメータークラスターです。高解像度ディスプレイには速度計とタコメーターに加え、好みに合わせて数種類のモードから選択したグラフィックを表示できます。ナビゲーションモードを選択した場合は、左右のメーターが通常モードより小さくなり、さらに脇に移動して画面中央に“Discover Pro”と連動したマップをより大きくワイドに映し出します。
※モニター画面はイメージです。
ヘッドアップディスプレイ
運転中に前方から視線を逸らすことなく、さまざまな情報を確認できます。仮想画像はダッシュパネルより少し前方に配置されたスクリーンに投影され、ボンネットの先端付近に画像が浮かび上がって見えます。ヘッドアップディスプレイには、速度情報や警告情報の他、ドライバーアシスタンスシステムの情報やナビゲーションシステムと連動した矢印等を表示します。システムがOFFのときは、スクリーンはダッシュボードに格納されます。
※モニター画面はイメージです。
ダイナミックライトアシスト
フロントカメラで対向車・先行車の位置や距離を算出し、その結果に基づき、適切な状態でヘッドライトの照射エリアを細かく調整。対向車や先行車のドライバーを眩惑することなく、前方の路面と路肩を広範囲に明るく照らすことができます。
※起動速度60km/h以上
※イラストは、機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
LEDヘッドライト&LEDテールランプ
LEDヘッドライト:
日中の自然光に近いLEDの光が、より明るく夜道を照らしドライバーの疲労を減らします。さらに消費電力が軽減され燃費の向上に繋がると同時に、従来のヘッドライトより長寿命を実現。ダイナミックコーナリングライト機能も備えています。
LEDテールランプ:
ブレーキを踏むとLEDによるはっきりとしたグラフィックを描き出し、後続車からの視認性を高めて追突の危険性を軽減します。
※写真はイメージです。
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シティエマージェンシーブレーキ(低速域追突回避・軽減ブレーキ)
LEDヘッドライト:
シティエマージェンシーブレーキは時速30km未満*での走行中、フロントウインドー上部に内蔵されたレーザーセンサーが前方の車両や障害物*を検知、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる機能です。
街中での移動や渋滞中の低速走行時に起こりやすい追突事故などの危険を回避、あるいは衝突の衝撃を軽減し、安心で快適なドライブをサポートします。
ブレーキを踏むとLEDによるはっきりとしたグラフィックを描き出し、後続車からの視認性を高めて追突の危険性を軽減します。
*:シティエマージェンシーブレーキは低速走行時の追突の危険回避または被害軽減を目的としたシステムであり、追突などを自動回避するものではありません。制御には限界があり、道路状況や天候などによっては作動しない場合があります。また本システムは時速約5~30km未満の車速範囲で車両から約10m前方までの交通状況を検知しますが、歩行者や小型の障害物などは検知しません。
※機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
プリクラッシュブレーキシステム “Front Assist Plus”
全速度域*においてレーダーで前方の車両との距離を検知。衝突の危険が予測される場合には、制動距離の短縮化を図るため、ブレーキ圧を高めてスタンバイ状態を保持するとともに、ドライバーに警告音・警告灯による注意喚起を行います。その際、ドライバーが回避操作を行わない場合には、システムが自動で車両を減速させて衝突の被害を軽減します。
また30km/h未満での走行中にはシティエマージェンシーブレーキ機能が作動。自動的にブレーキを作動させて危険を回避、あるいは追突の被害を軽減します。
*:プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist Plus”が“ON”の時、約5km/h以上で前方の交通状況を検知します。
※本機能の制御には限界があります。これらのシステムは追突などを自動で回避するものではありません。また、道路状況や天候によっては作動しない場合があります。
※機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)
リヤバンパーに内蔵されたレーダーセンサーを使用し、側面および後方車両との車間距離と車速の差を測定します。ドライバーの死角となる後方側面に車両を検知した際、ドライバーが方向指示器を操作すると、ドアミラーに内蔵された警告灯が点滅しドライバーに注意を促します。自車両から約20mまでの範囲が検知可能です。
※作動速度範囲 15km/h以上
※これらのシステムは追突などを自動で回避するものではありません。また、システムの制御には限界があり、道路状況や天候によっては作動しない場合があります。ご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。
※イラストは機構説明用につき実際とは異なります。
リアトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
バックで出庫する際の安全性を大幅に高めるシステムです。駐車位置から後退で発進する際、リヤバンパーに内蔵されたレーダーセンサーにより車両後方の交通状況をモニタリングし、死角から接近してくる車両を検知した際、警告音にてドライバーに注意を促します。ドライバーが反応しなかったり、ブレーキ操作が不十分な場合には、自動的にブレーキを作動させます。
※作動速度 1~12km/h 後退時
※このシステムは衝突などを自動で回避するものではありません。また、システムの制御には限界があり、道路状況や天候によっては作動しない場合があります。システムを過信せず、十分な注意を払い安全な運転を心がけてください。ご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。
※イラストは機構説明用につき実際とは異なります。
プロテクションシステム/プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
事故が起きる可能性を予測し、早い段階で乗員保護機能の作動に備えるのがプロアクティブ・オキュパント・プロテクションです。
急制動や極端なオーバーステア/アンダーステアによって発生しうる事故の可能性を検出すると、即座にシートベルトのテンションを高めます。同時にウインドーを閉じ、万が一の衝突が起きた際、各エアバッグが最大限の効力を発揮できるように備えるシステムです。
※画像は機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
ドライバー疲労検知システム “Fatigue Detection System”
ドライバーのステアリング入力や角度をモニタリング。疲労や眠気による急なステアリング操作など、通常の運転パターンと異なる動きを検知して、マルチファンクションインジケーターの表示と警告音で休憩を促します。
※このシステムはドライバーの疲労をどのような状況でも検知できるわけではありません。車速が65km/h未満の場合やカーブ走行時、道路状況、天候状況によってはご使用になれない場合があります。
※写真は欧州仕様です。
ESP(エレクトロニック・スタビリゼーション・プログラム)
走行時の予期せぬ障害物の回避や、滑りやすい路面などでの横滑りを防ぎ、安定した走行をもたらします。
センサーにより車両の不安定な挙動を感知すると、多くの電子制御機能をコントロールし、ブレーキングやエンジン出力を統合制御します。ESP*1がコントロールする電子制御機能として、
・左右輪の路面状況が異なる場合でも、常に安定したハンドリングを提供するDSR*2
・前後輪の制動力を適切に配分するEBD*3付ABS*4
があります。
*1:ESP=エレクトロニック・スタビリゼーション・プログラム
*2:DSR=ドライバー・ステアリング・リコメンデーション
*3:EBD=電子制御式ブレーキ圧配分システム
*4:ABS=アンチロック・ブレーキング・システム
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
ABS(アンチロック・ブレーキング・システム) -EBD(電子制御式ブレーキ圧配分システム)
ABS-EBDは、滑りやすい路面などで急ブレーキをかけた場合でも、タイヤをロックしないように前後輪の制動力を適切に配分。タイヤのグリップ力を失うことなくスリップを防ぐことが可能。高い危険回避能力を発揮します。
エマージェンシーストップシグナル
高速走行時*に急ブレーキをかけると、ブレーキランプが自動点滅し、後続車に緊急制動を知らせます。そのまま時速が10km以下になると、ハザードランプ点滅に自動切替。再加速または手動操作で解除することができます。
*:速度は路面やタイヤなどの状況により左右されます。
ポストコリジョンブレーキシステム
衝突の危険を最大限回避する機能を搭載するとともに、起こってしまった事故の被害を最小限にとどめる。そのための備えが、ポストコリジョンブレーキシステムです。これは、衝突や追突時の衝撃をエアバッグのセンサーが検知することで作動。自動でブレーキをかけて車両を10km/h以下になるまで減速*させて、対向車線へのはみ出しによって起こる多重事故の危険を低減させるシステムです。もちろんドライバーの操作で ブレーキを解除することも可能です。
*:車両は最大0.6Gの範囲内で減速されます。
※ポストコリジョンブレーキシステムの制御には限界があります。このシステムは追突などを自動で回避するものではありません。また、道路状況や天候によっては作動しない場合があります。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
モビリティタイヤ
タイヤ内部の特殊構造により、直径5mm以下の穴であれば、速やかにパンク穴を塞ぎます。エア漏れを防ぎ、継続走行が可能です。
※タイヤの損傷に気がついた場合は、できるだけ早く正規ディーラーでの点検を行ってください。点検の結果、タイヤ交換をお願いする場合もございます。定期的なタイヤ点検を推奨いたします。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
タイヤ空気圧モニタリングシステム
前輪・後輪の詳細な空気圧を、マルチファンクションインジケーターに表示します。空気圧に異常がある場合は即座に通知。常に適切な空気圧を保つことで、事故の予防や燃費の向上にも貢献します。
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アクティブボンネット | 助手席エアバッグカットオフスイッチ | 頭部保護機能付サイドエアバッグ |
フォースリミッター付 シートベルトテンショナー | ISOFIX基準適合チャイルドシート 固定装置 | ロールオーバープロテクションシステム |
アクティブボンネット
歩行者との衝突を検知すると、瞬時にボンネットの後端を40mm~60mm持ち上げてエンジンとの間のスペースを拡大。歩行者の頭部への衝撃を低減させるシステムです。
※作動速度:25~55km/h
※写真は一部実際と異なる場合があります
助手席エアバッグカットオフスイッチ
歩助手席にチャイルドシートを設置した場合、助手席側のエアバッグが作動すると生命に危険が及ぶ恐れがあります。この場合、助手席エアバッグカットオフスイッチでエアバッグの動作をオフにすることができます。
頭部保護機能付サイドエアバッグ
側面衝突時に、頭部がサイドウインドウやBピラーに直接当たって大きなダメージを受けないように、上体側面から頭部までを保護するのが頭部保護機能付サイドエアバッグです。エアバッグは、シートバックのピラー側の面に内蔵されているため、シート位置を問わず乗員に対して最適な位置で展開する。また、エアバッグは、衝撃を感知した側のみが作動する。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
フォースリミッター付シートベルトテンショナー
衝突時にシートベルトテンショナーがシートベルトを瞬時に巻き上げ、エアバッグとの相乗効果により衝撃からの乗員保護性能を高めます。その後、フォースリミッターが適度にシートベルトを緩め、身体に一定以上の負荷がかからないようにします。また、フロントだけでなく各ドアにも衝突を感知するクラッシュセンサーを配置。衝突や横転を検知するとシートベルトを瞬時に巻き上げて衝撃に備えます。
※イラストは機構説明用につき実際のものとは一部異なります。
ISOFIX基準適合チャイルドシート固定装置
従来のシートベルトのみでチャイルドシートを固定する方法とは異なり、専用の金具を用いて簡単かつより確実にチャイルドシートを固定するための装置です。ISO(国際標準化機構)規格のシート固定方式により、固定用フックとチャイルドシート側の取付アームを連結。ワンタッチで確実に装着ができます。
ロールオーバープロテクションシステム
車体のロール角が一定以上になり横転の危険を感知すると、後席ヘッドレストの背後に内蔵された2本のバーが0.25秒以内に飛び出します。頑丈なフロントウインドーフレームとともに乗員を守る空間を確保します。